amenomukou’s blog

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コロナ禍で変わった生活

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コロナウイルス」で日本中が怯え初めて1年が経過。
自分の生活にも変化が起こったこの一年を振り返ってみた。
 
 
2020年1月中旬に初の渡航歴のない国内感染者が出た。
連日のテレビ報道により感染に対する恐怖と不安が日増に大きくなっていった。
 
◆職場や社会では
 
職場内の感染対策がはじまる。
手指消毒のアルコール設置はもとより、対面するデスクにビニールの間仕切りが張られた。
検温も毎朝必ず行う。
 
事務所内ではズーム会議、テレワークが当たり前になってきた。
 
食堂のテーブルも間仕切りが置かれ換気も徹底されていった。
当然の事ながら換気は真冬も行われ、特に寒さの厳しい時はコートを羽織って仕事をこなしたり食事をした。
 
昨年の2月頃はマスクの品切れが起こった。
電車通勤の夫、心疾患のわたしは不安が大きくなり週末には開店前のドラッグに並んでマスクの購入を試みた。
購入出来ない日もあるほどだった。
しかし中には毎日グループで並んで購入している人たちも見かけ、転売目的を疑った。
 
些細な不注意から、トイレットペーパーが消えた。
その時、大手のイオンが物流を駆使し大量のトイレットペーパーを陳列して消費者に見せ、混乱の沈静化を計ろうとしたニュースは心を打たれた。
大手企業の社会貢献の素晴らしさを感じた。
 
医療従事者に対して、感謝はすれど差別的な発言や行動が起こっている事を報道により知る。
医療従事者だけではなく、スーパーに働く人をはじめ多くの第一線で生活を守ってくれている人たちに対しても、心ない言葉が飛ぶようになっていた。
 
女性の離職、ホームレス、自死のニュースも大きな問題として取り上げられるようになった。
特に、娘くらいの年齢の人が困っているのを聞くと本当に切なくなる。
何かあったら一人で悩まず、どうか周囲の人に相談して欲しいと願わずにはおれない。
わたしたちの気づかない苦労、差別、偏見がまだまだあり大きな歪みになっている。
軽々しく口に出来ない。
虚しさばかり沸き起こる。
 
「マスク警察」などと呼ばれる人たちも出てきた。
もちろん行きすぎた言動はどうかと思うが、そういう人がいて注意してくれる事に安心する自分がいたのも事実。
 
 
◆我が家の生活も変化した
 
買い物は基本的に週末のみで、平日は足りないものを少し買い足すだけに心がけた。
それをきっかけに生活費の見直しを行う事が出来たのは不幸中の幸い。
 
購入品は自宅で全て除菌シートで拭いてから収納する。
もちろん、帰宅後の手洗いは必ず行い、触った玄関のドアノブなども一通り除菌する。
 
外食は一度だけ、孫の運動会の帰りにみんなで和食レストランに行った。(10月頃) 意外と満席だった事に驚いた。
 
遠くの高齢者施設に入所している母に面会に行けないもどかしさ。
意識のない母の手を取ってさすってやりたい。
不憫で仕方がない。
 
ワクチンの摂取が始まっているが副作用の事例も報道され、不安はぬぐえない。
摂取後に血栓が出来たらしいというニュースはさらに不安が募る。
心疾患のわたしの場合、摂取するべきかどうか主治医に聞いてみたところ、
「まだ明らかになっていない事が多く、わからない。リスクをどう捉えるかになる。」との事。
想定内の回答。
 
 
◆これからの生活への不安
 
コロナが蔓延する以前に放送されていた番組の再放送を見て、凄く違和感を感じる。
出演者が密着している画面からは、飛沫が沢山飛び交っているだろうという怖さばかりが伝わってきて仕方がない。
これは、わたしもかなりコロナでストレスを感じていると言うことだろうか。
 
と、言いつつも感染者数などのニュースには慣れてしまって動じない自分もいる矛盾。
 
マスク無しに戻れるのか。
ワクチンを摂取しても生活は元にもどらないのではないかと不安になる。
 
麻生さんに聞きたい。
「国民はいつまでマスクをすればいいのでしょう。」
 
 
withコロナ。生活が変わった。
 
 
 
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