緊急事態宣言の延長が確定しましたねぇ。
身近にも感染者が出てきて不安な日々が続きます。
わたしたちの生活はどんな風に変わって来たのかを自分なりに少し調べてみました。
今回はお酒に関して。
総務相家計調査(単身世帯)を参照し、資料作成をしました。
◆食費に占める外食・酒の購入割合
コロナ前の2019年とその10年前の2009年を比較
当然の事ながら若者の外食費は食費の50%以上となり高齢となるほど外食も外での飲酒も減っています。
時間のゆとりや経済状況により自炊をする年齢へと変化していくのでしょうか。
注目は酒類の購入費用で、2009年から2019年の10年間で34歳までの単身者の酒の購入は3.61%から2.22%に減少しています。
このあたりが若者の飲酒離れと言われている事の現れでしょうか。
しかし、食費に占める酒の割合とすると35~59歳が16.84%と若者以上に低くなっています。
さらに遡って2002年と2019年を比較してみると確かに若者の飲酒は減少していますが、35~59歳の外食、外飲酒も大きく減少しました。全体的にお酒を飲む機会が減ってきたようです。
実は、どちらかというと働き盛りの飲酒の方が減っているようにも思いますがどうでしょう。
コロナで自粛し始めた2020年
外食はどの世代も大きく減少しています。
外飲酒も減っている中で、若者の酒類の購入だけが僅かですが増えて10年前の数字近くまで戻って来ました。
2020年も食費に占める酒(酒類+外飲酒)の割合が一番多いのは34歳までの若者でした。35~59歳とはほぼ同数ですが。
ここでも一概に若者がお酒を飲まなくなったとは言いにくいのではないかと感じます。
◆どんなお酒を飲んでいるのか
面白いと思ったのは2019年の34歳までの若者のワインです。
ワインの2019年の購入は4.04%と低かったものの自粛中の2020年はどの層よりも高くなりました。
家でゆっくり落ち着て飲むにはワインは最適なのでしょうか。
ワインの飲み方提案にも参考になる事があるかもしれませんね。
ワイン好きとしては、ソーダ割とかではなくそのまま頂きたいと思ってしまうもので・・
みんなでワイワイ外飲みにはチューハイやハイボールで盛り上がる。
家ではゆったりワイン。
清酒の購入割合が高いのも意外でした。
ウイスキーもハイボールで飲むのか2019年の34歳までの数字が最も高いのは面白いです。
なんだか、居酒屋や家庭での飲みシーンが目に浮かぶようで楽しいですね。
勝手な想像ですが (笑)
よろしければ「コロナで変わった生活②」へもお越しください